歯並びを整えて
美しく機能的な口もとに
ー 矯正歯科
- 矯正治療は、歯並びを整えて外見的なお悩みを解消する治療ではありますが、それ以外にも、歯並びが良くなることでお口の中の清掃性が良くなり、むし歯や歯周病の予防にもつながります。また、噛み合わせの不適正が、頭痛やめまい、肩こり、腰痛、運動機能の低下などを引き起こすこともあり、このような不定愁訴の改善になることもあります。
また、不正咬合がある場合、8020運動(80歳で自分の歯を20本以上保つ)の達成率はわずか20%以下にとどまっており、将来的に食生活の質や全身の健康に悪影響を及ぼすことが分かっています。
歯を失うリスクを減らし、生涯にわたって自分の歯でしっかり噛めるようにするためにも、矯正治療は非常に重要な役割を果たします。 - 矯正治療には年齢制限がありませんので、いつでも治療が始められます。また、様々な治療法の中から、患者さまの希望やライフスタイルに合わせた治療が選べます。
こんな歯並びのお悩みはないでしょうか
01上顎前突(出っ歯)
上の前歯が下の歯よりも、前方に大きく出ている状態です。指しゃぶりや前歯の裏側を舌で押す癖など、口腔習癖によって出っ歯になるケースが多い傾向にあります。奥歯に負担がかかり、歯を失う可能性もあります。
02下顎前突(受け口)
下の歯が上の歯よりも前方に出てしまい、噛み合わせが反対になっている状態です。遺伝による影響を受けている症例が多い傾向にあります。奥歯に負担がかかり、歯を失う可能性もあります。
03空隙歯列(すきっ歯)
歯と歯の間に隙間がある状態です。すきっ歯と呼ばれますが、前歯の真ん中に隙間がある場合は正中離開といいます。矯正以外でもセラミック治療で対応できる場合もあります。
04叢生(八重歯)
歯が大きく顎が小さい患者さまに多い症例です。歯がでこぼこに並んでいるので、歯ブラシの毛先が届きにくい傾向にあります。結果的に磨き残しが増え、むし歯や歯周病に罹患するリスクが高まります。
05開咬(オープンバイト)
奥歯で咬んだ際に、前歯が当たらない状態です。舌を突き出したり、指しゃぶりを長く続けていたりすると、開咬になる可能性が高まります。
06交差咬合
1本および複数の下の歯が、上の歯よりも外側にある状態を指します。放置すると、顎が横にずれて成長する可能性があるので顔のバランスが崩れやすくなります。
このような歯並びのお悩みは矯正歯科にてお応えします
当院の矯正治療
01経験豊富な矯正専門ドクターが担当
- 当院の矯正治療は、実績を積んだ歯列矯正を専門とする歯科医師が担当します。月に1回、矯正治療の無料相談を行っていますので、お気軽にご相談ください。
- 歯並びや噛み合わせのお悩みはもちろんのこと、お子さまの矯正治療をご検討中の方や矯正装置の種類、費用のことなど、皆さまの不安や疑問にしっかりとお答えします。可能な限り患者さまのご希望に沿った適切な治療をご提案いたします。
Point!
矯正専門ドクター:吉田賢正プロフィール
経歴
- 日本大学大学院松戸歯学研究科卒(歯科矯正学専攻)
02矯正治療前の事前相談を受付【無料】
現在の症状で心配なことや、治療や費用についてなど、歯に関するご相談を無料で受け付けております。
事前相談では、お口に対するお悩みや、患者さまがどんな治療を望まれているかを中心に伺っています。
- 受付時間 9:30-12:30/14:00-18:30
- ※土曜日午後:14:00-17:00
- 休診日:水曜日 / 日曜日 / 祝日
当院が提供している矯正装置
表側矯正(審美装置)
表側矯正は「ブラケット」と呼ばれる矯正装置にワイヤーを通して歯を移動させる治療法です。当院では、一般的な金属の装置のほか、審美性に優れた目立ちにくい装置もご用意しています。透明の装置(審美ブラケット)と白色のワイヤー(審美ワイヤー)の組み合わせであれば、矯正治療中ということがそれほど気になりません。
表側矯正は適応範囲が広く、様々な症例に対応できます。ブラケットでの治療は他の治療に比べて歯が動きやすく、微調整も可能なので治療がスムーズに進みやすいのもメリットです。
- 治療回数の目安
- 約15回~約40回
- 治療期間
- 約1年半~約4年
Meritメリット
- 幅広い症例に対応しています
- 最も歴史が長く、実績の多い矯正装置です
Demeritデメリット
- 自費診療のため、保険の治療に比べると費用がかかります
- ワイヤーに食べ物が詰まりやすくなります
舌側矯正
最近は大人になってから矯正治療をする方が増え、できるだけ目立たないようにと白い表側の装置なども開発されていますが、 どうしても近くで見ると少し目立ってしまいます。舌側矯正は歯の裏側に装置をつけるので他の方から見えず、人の目を気にしないで歯並びを綺麗にすることができます。
- 治療回数の目安
- 約15回~約40回
- 治療期間
- 約1年半~約4年
Meritメリット
- 歯の裏側に矯正器具を装着するため、周りから気付かれる心配がほとんどありません
- 唾液の殺菌作用や再石灰化作用が働き、むし歯ができにくい環境となります
- 舌で歯を押してしまうなどの悪い舌癖防止の効果も期待されます
Demeritデメリット
- 自費診療のため、保険の治療に比べると費用がかかります
- 装置が裏側にあたる関係で違和感を感じやすい場合があります
- 装置があたることで、発音がしづらくなる場合があります
マウスピース矯正
段階的に形状の異なるマウスピースを定期的に交換しながら歯を移動する治療法です。薄くて透明なプラスチック製の矯正装置なので、矯正治療中ということが周りに気付かれにくく、装着中の違和感が少ないことが特徴です。
食事や歯磨きの際は取り外しが可能なため、普段とほとんど変わらない日常を送れます。目立ちにくい装置をご希望の方におすすめの治療法です。
- 治療回数の目安
- 約15回~約40回
- 治療期間
- 約1年半~約4年
Meritメリット
- 透明なので治療中なのが気付かれにくい装置です
- 金属アレルギーの心配がありません
取り外しができるので、装着時の圧迫感や痛みが少なく、ケアがしやすい装置です - 通院回数が少なくて済みます
Demeritデメリット
- 自費診療のため、保険の治療に比べると費用がかかります
- 患者さまの症例によっては使用できない場合があります
- 一日の中で、長時間装着していただく必要があります
- 装着時間が短いと、マウスピースとの適合性が悪くなり、作り直す可能性が出てきます
インプラント矯正
矯正用のインプラント(アンカースクリュー)を固定源として、効率的に歯を動かす治療法です。治療期間の短縮ができるほか、抜歯を伴わずに治療を行える可能性があります。
なお、矯正用インプラントの埋入には大掛かりな手術は必要なく、処置が終われば簡単に撤去することができます。
- 治療回数の目安
- 約15回~約40回
- 治療期間
- 約1年半~約4年
Meritメリット
- 従来では難しかった方向へ歯の移動ができるようになります
- 治療期間が短くなるケースがあります
- 非抜歯矯正が可能になることがあります
- ピンポイントで歯を動かせます
Demeritデメリット
- 自費診療のため、保険の治療に比べると費用がかかります
- アンカースクリューが目立ってしまう場合があります
- 処置の際、わずかに侵襲があります
- 歯ぐきや顎の骨の厚みによっては埋め込んだネジが安定しない可能性があります
当院の矯正歯科の流れ
Flow01初回カウンセリング
お口の中を拝見し、噛み合わせや歯並びの状態をチェックします。口元のお悩みはもちろん、治療に関する疑問や不安、ご要望などを詳しくお伺いします。
Flow02検査・診断
レントゲン撮影、口腔内・顔貌(お顔の様子)写真、歯型の採得、むし歯・歯周組織のチェックなどの検査を行います。必要に応じてCT撮影を行い、骨や歯の位置関係を確認します。これらの情報をもとに治療計画を立てます。
Flow03治療計画の説明
改めてご来院いただき、治療計画をご説明します。現在の歯並びの状態や装置の種類、治療期間、費用についてもご説明します。
Flow04治療開始
矯正装置を装着します。
併せて、口の中のクリーニングや歯磨きの方法もお伝えします。
1ヵ月に1回程度ご来院いただき、経過観察および矯正器具の調整を行います。(矯正装置の種類によって通院頻度は異なります)
Flow05保定期間
歯の移動が終了したら矯正装置を撤去し、保定装置(リテーナー)という装置を使用して歯並びを安定させます。(ほとんどの場合、取り外し可能な保定装置を使用します)
保定期間も定期的に通院していただき、後戻りがないか経過観察を行います。
料金について
-
初診・相談
¥3,300
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精密検査・診断
¥44,000
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再診・調整料
¥5,500~¥8,800
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保定装置(リテーナー)
¥55,000
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表側矯正(白い装置)
¥990,000
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マウスピース矯正
¥1,320,000
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舌側矯正
¥1,320,000~¥1,540,000
(税込)
矯正についてのよくある質問
Q歯並びが悪いままだとどんな影響がありますか?
- ①歯が重なっている部分をきちんと歯磨きすることが難しく、むし歯や歯周病になりやすい
- ②噛み合わせも悪くなるので、特に奥歯に負担が大きくなり歯周病の進行を早めることがある
- ③口元や顎が独特の形状になり、顔貌に悪影響を与える
- ④発音に支障をきたす
- ⑤顎関節に負担がかかり、顎関節症になりやすい
- ⑥歯並びがコンプレックスとなり、人前に出る自信がなくなる、など心身への悪影響が出てしまいます。これらを解消して心身の健康を維持するためにも、矯正治療は大切なものです。
Q歯並びの矯正はどれくらいの期間になりますか?
小児期での歯を動かす期間は、症状によって大きく異なるので、一概に言いきることができません。実際にお子さまの症状を拝見してからのご説明となりますので、お子さまの歯並びが気になるという方は、無料の事前相談(カウンセリング)にお越しください。
Q歯並びの矯正はいつごろから始めたほうがいいですか?
不正咬合の状態に合わせ、取り外しできるもの、固定式のもの、お顔や頭につけるものなど数十種類から最適なものを選択し使用します。それが負担の少ない効果的な治療に繋がるものと考えています。いつか、どのような装置が適応か、初診相談の際に概要をお話ししますのでお気軽にご相談ください。また他院で薦められた治療に疑問のある方もお気軽にご相談ください。
お子さまの歯並びのご相談も受け付けています
当院ではお子さまの歯並び小、噛み合わせ改善などに関するご相談を受け付けていますので、少しでもご不安に感じることがあれば、まずはご相談からでも問題ありません。
口元の悩みはお気軽にご相談ください。